2015/07/22(Wed)Logicool M705でFirefox/Chrome使用中に垂直スクロールが乱れる問題
2015/07/22 1:30
現象
Logicool M705シリーズのマウスを長年使っている。いつの頃からか、FirefoxやChromeといったブラウザ使用中だけ、垂直スクロールがおかしくなり高速スクロールスイッチがオフの状態でカチカチとホイールが回る状態にも関わらず- 少しスクロールしただけなのに、ビューンとものすごいスピードでスクロールする事がある
- ホイールに手を添えて回らない状態なのに、スクロールが戻ったり少し動く
- 中ボタンクリックのため、ホイールを押し込むと高確率でスクロールして、打点がズレる(リンクを踏み損ねる)
検証方法として、ページの先頭にスクロールしておいてから、↓方向に1ノッチスクロール、続いて↑方向に1ノッチスクロール、を繰り返していく方法を取った。
通常ならば、1往復する段階でページ先頭にスクロールが戻るはずだが、試していくと戻ったり戻らなかったり、下方向にスクロールしすぎて1ノッチ上方向にスクロールしても先頭に到達しないなど、もうここまで入力装置がアホだとストレス溜まるのか、という程に最悪。
初期状態
Windows 7 x64 SP1SetPoint 64bit 6.65.62
解決までの道のり
- ブラウザのSetPointアドオンを無効化する
- 既に無効化していたが発症する。
有効にしても症状は変わらず。 - SetPointツール内のスクロール サイズを変更
- 3行から1行や6行、1画面にするとその通りのスクロール幅になるが、そうじゃない。早すぎたり遅すぎたりでストレスが溜まる。
しかも勝手にスクロールする現象は直らない。 - SetPointツール内の「スムーズなスクロールの有効化」をオフ
- オフにしてもオンにしても挙動は変化無し
- Firefoxのオプション内の「スムーズスクロール機能を使用する」をオフ
- オフにしてもオンにしても挙動は変化無し
解決方法
SetPointをv6.32にダウングレードする、が正解だった。ブラウザのアドオンも自動的にアンインストールされており、スッキリ。
最終的に、SetPointのスムーズスクロールはオフ、Firefoxのスムーズスクロールはオンにして全く問題無くなっている。
SetPointのスムーズスクロールがオンになっていると、新バージョンのSetPoint程ではないが、ジリジリジリとスクロール位置が動く*1ので、やっぱり中ボタンクリックが押しづらい。
最後にSetPoint内の「ツール」タブ→ペンチとドライバアイコン→Webアップデート「設定」ボタンから「自動アップデートを有効にする」をオフにして完了。
参考文献
- foresightquadrant: Windows8でFirefoxのマウス(Logicool製)スクロールの挙動が変
- Logicool(あちらではLogitech)のマウスドライバ、SetPoint 6.50の動作について - WebStudio
- >>Delta: SetPointのFirefoxアドオンについて
- Logicool マウス用ユーティリティ SetPoint の「スムーズなスクロール」の動きが気持ち悪いので古いバージョン 6.32 へ戻した | すぐに忘れる脳みそのためのメモ ← 今回はこちらがビンゴ
- Firefoxでタブスクロールが、一つ飛ばしになる原因と対策 | メモトラ