2008/06/05(Thu)UltraVNC on x64
2008/06/05 21:45
けど、ドライバがx86とは違ったりする模様。いろいろ調べてみた。
red:この記事の内容は古くなりました。Part 2をご覧ください。
UltraVNCのパッケージ
まずは本体であるが、日本語特有のキーを使いたいため、日本語版が好ましい。x86と同じであるが、日本語バージョンを作っている作者さんのところからとってきた。
使ったバージョンは「UltraVNC 1.0.2 日本語版 Release 2」1.0.4はまだRCのようなのでパス。
どーせビデオフックドライバは動かなさそうなので外してインストール。
ビデオフックドライバ
x64のドライバがあるとかいうサイトからwinvnc_x64.zipとvncdrv_x64.zipを取ってきた。まずはドライバから。
zipを開けて、install.batを起動。
さらっと窓が開いて、デバイスの追加の警告。はいを押すと、途中画面が消えたりついたりしながら「Winvnc video hook driver」というのがデバイスマネージャに登録された。
本体も…?
とりあえず日本語版のwinvnc.exeは案の定x86だが、サービスモードとして登録してもちゃんと動作している模様。逆にwinvnc_x64.zipの中に入っているものを上書きして見ると、接続時にパスワード認証した後、例外吐いてwinvnc.exeが落ちてしまう……。
じゃ、x86版の日本語UltraVNCに、x64版のドライバを被せればいいんじゃ?
あれ…でも……
タスクトレイのプロパティ...から「ビデオフックドライバのチェック」をやってみると、--------------------------- Driver Test --------------------------- C:\WINDOWS\system32\vncdrv.dll Version: C:\WINDOWS\system32\Drivers\vnccom.SYS Version: C:\WINDOWS\system32\Drivers\vncdrv.SYS Version: The driver is present The communication service is NOT present The driver is NOT active --------------------------- OK ---------------------------等と言われる……。ありゃ??
ファイルは全て存在しているのに、バージョン情報すら取れてない。
使用感はどうなんだ?
念のため、インターネットを介したテストをやってみて、速度がどうなるか調べてみた。といっても、2回線契約なんかしてないので、以下のようにして試してみた。
- 対象のx64とは別のマシン上で、遠方のサーバーにSSHログイン&ポートフォワードして、遠隔サーバー上にVNCする
- 遠隔サーバー上から自分のLANに向ってSSHログイン&ポートフォワードして、遠隔サーバー上からVNCする
SSHターミナルに出力されたスループットログを見ると、3.5Mbpsとか。(↓)
これなら1680x1050にフルカラー接続してもサクサクだな。
VNC Viewer Free Edition 4.1.2 for X - built Oct 24 2007 08:00:12 Copyright (C) 2002-2005 RealVNC Ltd. See http://www.realvnc.com for information on VNC. Thu Jun 5 21:38:03 2008 CConn: connected to host localhost port 1234 CConnection: Server supports RFB protocol version 3.6 CConnection: Using RFB protocol version 3.3 Thu Jun 5 21:38:07 2008 TXImage: Using default colormap and visual, TrueColor, depth 16. CConn: Using pixel format depth 6 (8bpp) rgb222 CConn: Using ZRLE encoding Thu Jun 5 21:38:08 2008 CConn: Throughput 1928 kbit/s - changing to full colour CConn: Using pixel format depth 16 (16bpp) little-endian rgb565 CConn: Throughput 3470 kbit/s - changing to hextile encoding CConn: Using hextile encoding