2008/05/31(Sat)Windows2000でWPA2

2008/05/31 0:48 Software::Windows
無線でWPA2/WPA2-PSKを使う場合の設定というのを以前書いたけど、Windows2000でWPA2を使う場合にはこのパッチは使えない。

どうしたらいいものか…と思ったら、バッファローのWLI-U2-KG54の場合だと、公式HPのドライバを入れてみると、Windows2000でもWPA2-PSKが使用可能になった。

# バッファローの場合、クライアントマネージャのインストールだけではWPA2が使えない模様。

2008/05/14(Wed)x64とx86

2008/05/14 1:19 Software::Windows
x64なOSはVistaで初めてなのだけど、x86の扱いとx64の扱いや挙動には注意する点が多いと思う。
そのメモ。

x86アプリのレジストリ

x86をx64でエミュレートしているアプリケーションに関するレジストリエントリの場所はこちら。
HKEY_MACHINE\Software\Wow6432Node\以下。
例えば、x86系アプリのスタートアップエントリは、HKEY_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run\からHKEY_MACHINE\Software\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run\に変更されていて、前者の方はx64なアプリケーションだけが登録されているっぽい。

Program Files

C:\Program Files\以下にはx64アプリが入り、x86のアプリケーションはC:\Program Files (x86)\以下に格納されるらしい。
長ったらしい。
そして何故かIEの起動ショートカットが32ビット版と64ビット版が用意されている。Quick Launchには32ビット版だけ。
おそらく本来は64ビットだけにしたいのだろうけど、プラグインのことも考えて32ビット版を残したのでは……。

動くアプリ、動かないアプリ

基本的にx86ものはx64でも動く。が、プリンタドライバに干渉するAcrobat(パッチで動作する模様?)や、ネットワークの低層に干渉するファイヤーウォールなんかは厳密にアーキテクチャ環境が物を言うらしい。

動かなかったもの
  • Kerio Personal Firewall ver.2
  • Acrobat 8.0(8.1 UpdaterとVistaパッチで動くらしいが…うまくいかない)
  • ちょっと前のプリンタ・スキャナ等のドライバ
さっさとx64に移行しよう、皆。

2008/05/14(Wed)vLite

2008/05/14 1:18 Software::Windows


VistaのSP1統合はどうやるんだとググると、Sysprepを用いてやる面倒な手法が書いてあって、これしかないのかと思っていたのだけど、XPや2000の統合インストールを作成できるnLiteの親戚、vLiteというのを使うと、簡単に統合できるらしい。

今度試してみよう。

2008/05/14(Wed)Vista x64の感想

2008/05/14 1:06 Software::Windows
Vista x64をインストールして思ったことなど。
トラブルシュートというよりは長文の気づき・まとめメモです。

ウイルス対策ソフト

先日メインマシン用にDDR2 PC6400 2GBのメモリを2枚発注し、現状の1Gx2と合わせて6GBのメインメモリを搭載させようとしている今日この頃です。

当然のことながらx86では3GBちょっとしかメモリを認識できないので、x64系のOSになるわけですが、ウイルスバスターがVista SP1以降しかx64対応していないのもあって、XP x64とVista x64と迷っていたわけですがVista x64にしました。

Fetchの罠

インストールが終わり、SP1をインストールしようかなと下準備をしたりしていたのですが、妙にトロい。

やっぱり遅いのか?

何が遅い…?

前々から思ってたことなんですが、VistaだとHDDのアクセスLEDの付きっぷりが半端ない。画面では何も操作していないときでさえ。
パフォーマンス確認ツールで見ても(Vista標準搭載)メモリのページフォルト率が跳ね上がっている。

これは何が原因なのかと思って、色々情報収集してみたところ、Vistaからのウリの機能のひとつ、Super Fetchが元凶の模様。


早速、サービス(service.msc)から自動起動を手動起動に切り替えて、停止させてやったところ、驚くほどアクセスのシーク音が消えました。
本当にアプリケーションが動作しているときだけHDDが動いているといった感じ。


おそらく、このSuper Fetchという機能は通常使用において考えられたもので、インストールを連続して行うシステム構築時には切っておくものだと思う。
インストーラにプリフェッチかけてもしょうがないし……。

というわけで、Super Fetchを切ってからのインストールは至極快調です。
通常使用し始めたときには戻そうと思っていますが。

2008/05/07(Wed)WindowsXP SP3インストールでBSOD

2008/05/07 19:36 Software::Windows
昨日Windows XPの新しいService Packが3年ぶりに公開されたらしい。
重要度が高い更新ということで、多くの人がパッチを当てているようなのだが、マシンによってはBSODが発生するトラブルに見舞われてしまうらしい。

▼BSODエラー
STOP: C0000139 Unknown Hard Error
Unknown Hard Error
これを修復してみた。

修復手順

ここに紹介されているのだが、一部パスが間違っているのでその修正も兼ねて紹介しなおし。というか、半分以上メモだけど。
  1. WindowsXPのセットアップCD(リカバリCDではない)をドライブに入れ、BIOSのBoot MenuでCDブート。
  2. Press any key to boot...で何かキーを押す。
  3. SATAカードなどを利用している場合は、即座にF6を連打してフロッピーでドライバを噛ませる。
  4. セットアップにようこそが表示されたら、Rキー、半角/全角キー、Y、と答えて回復コンソールへ。
  5. 既定のキーボード以外を使用するには…がタイムアウトするのを待って、"1) C:\Windows"を選択。
  6. Administratorのパスワードを入力。3回間違えると再起動されるので注意。
  7. cd \windows\$NtServicePackUninstall$\Spuninstlと入力してEnter
  8. dir spuninst.txtとしてtxtファイルがあることを確認後、batch spuninst.txtと入力して実行。
  9. ファイルが見つからない、アクセスが拒否された、1つのファイルをコピーしただのメッセージがダラダラ流れるが、落ち着いて数分待つ。
  10. シェルに復帰したら、exitを打って再起動。
これで、とりあえずWindowsが起動します。
が、システムのプロパティを見ると、Service Pack 2ではなく、Service Pack 3 v.3093という中途半端な表示。これ、どこまでService Pack 3が適応されているのか疑わしいところですが。

この状態でさらにSP3を入れたりしたらどうなるのか、はたまた再度SP3を入れるように要求してくるのかは、現状では不明です。

ちなみにSP3はここからDLできます。