2013/06/10(Mon)ADATAのmicroSDHCカードが壊れてから無償交換までの流れ

2013/06/10 23:21 Hardware::Phone
去年の暮れ、12月末にドスパラパーツ館にてADATAのCLASS10 microSDHC 32GBを特価で購入。
で、しばらくSO-02EことXperia Zに挿して使ってたのだけど、先日突然死……。ファイルシステムが読み取れないのでフォーマットしろと。その直前、ポケットでXperia Zが異常発熱してたけど、その熱による物か、壊れてretryしまくってて熱くなったかは謎…。

で、さすがに6月しか経ってないから保証があるだろうと思って交換しようと試みたところ、結果的には無償で新品と交換、しかもグレードが一個上がってUHS-I規格CLASS10のmicroSDHC 32GBへ。
今回どういう風にして交換したかをメモ。

まずは

まずはXperia Zで読めなくなったカードを取り出してPCに繋いでみると、ファイルシステムがRAWに。fdisk -lしてもパーティションが見えない。この時点で若干諦め気味。
ddで吸い出してstringsで流してみると定期的に同じ符号の羅列が見えるので、メモリが逝ってしまった予感。
とりあえず32GB分のデータがddで吸い出せるけどデータは化けてるし、書き込もうとするとI/O errorになるので、どんなに頑張ってもダメですな。
諦めてデータはバックアップから復元。

保証内容の確認

で、このカードをどうするか…。
とりあえず新品に交換出来ないか頑張ってみる。

この類の保証を受けるには、何はなくともレシートが必要。
で、いつもの場所にしまったはずなのだけど、何故か見つからない……でもパッケージはご丁寧に全部残っていたので、表面を見てみるとLifetime warranty、つまり永年保証の文字が…。
というわけで、ショップは後回しにしてADATAにRMAリクエストというのを送ってみた。

RMAリクエスト

こちらの方の情報も参考にしつつ、ADATAのホームページからRMAリクエストへ。

日本語で書いてあるけどこれは。一発目にこういうメールが返ってきた。*1
Dear customer,
Thanks for supporting ADATA product.
We are really sorry, we do not understand your request by your language. However, we have used Google to translate your mail.
Troubleshooting Tips:
- Make sure the card doesn't have CRACKS, BENTS and/or SCRATCHES, these damage internal components. (NOT covered by the warranty)
- Test the unit on other devices, the issue may be compatibility or the device itself.
If you are still having problem the card may have corrupt formatting. This can be remedied by running the SD Formatting tool.
https://www.sdcard.org/downloads/formatter_3/
If the card passes, the card is fine and the issue may be from another component.
If the card fails, the card needs to be replaced or repaired. Please contact with your dealer of the shop where you bought it for Swap/Repair service. If you need our help, please contact us again. Thanks!
Please feel free to contact us if you have any further questions.
Regards,
ADATA Customer Service Center
だったら日本語のフォームを置いておくなよ、紛らわしいよ!

というのは置いておいて、とりあえず翻訳ツールで頑張って読んでくれたようだが、真意が伝わっているとは思えないので、「ドスパラで12月にこの型番のを買ったんだけど、最近ケータイでエラーが出て読めなくなった。PCでも読めないし、RAWに見えてる。Lifetime warrantyって書いてあるけど交換してくれるの?」という内容を英語にして送ってみると、
Dear customer,
Thanks for supporting ADATA product.
Cards bought after 2005/7/1 are covered by a life-time warranty.
We recommend you to contact the retailer who sold you the product for replace/repair service. If you failed there, ADATA will provide you RMA service to repair the functional problem. As there's no after-sale service agency the country you live in, you may need to send the product to TAIWAN for RMA service. And if you need our help .Please provide the following information according to the process of RMA:
1. the serial number like G32G120********* on the rear side of the card
2. clear pictures of both sides of it
3. the country you live in
Please feel free to contact us if you have any further questions.
Regards,
ADATA Customer Service Center
とのことで、店側と交渉がうまくいかなければ、カードのシリアル番号、両面の写真と国を伝えれば次のステージに進める模様。

*1 : 実際にはWeb上の問題管理フォームみたいなものに記入されていて、上に相手からの文面、下に自分の返事と写真等のアップローダーが設置されていた

レシートが見つかった

と、このタイミングで別のことをしていたらドスパラのレシートが出てきた!
ついでに秋葉原に行く用事があったので、来店してみると次のような流れに。

けろ「SDカードが壊れて読めないんですけど、G :1年間保証(相性保証あり)なので交換して頂けますか?」
(レシートとSDカードを渡す)

店員「はい。SDカードを確認します。……読めませんね、フォーマットしてみてもいいですか?」

けろ「ええ。」(同意書にサイン)

店員「クイックでも標準モードでもフォーマットできませんね。コンテナごと壊れてそうですので無償交換させていただきます」

とのことで交換に。

たまたま同型のがdisconだか売り切れだかで、UHS-I対応のCLASS10に交換となりました。
またも不良品だといけないので、一度フォーマットできることを確認したあとに渡されて終了。
保証期間は、元の商品から交換品に引き継がれ、元の購入日から1年間は保証してくれるとのこと。つまりあと半年の間にまた壊れたら、交換対象ということですね。

総評

てなわけで、永年保証系の類はショップでの対応が使えない場合の切り札ということで覚えておこう。
場合によっては、海外に発送しなきゃならないので、ちょっと手間だろうし。