2010/05/30(Sun)SPDToolでECCメモリをNon-ECC化する方法

2010/05/30 5:28 Hardware::PC
この間ML115 G5という格安サーバを買ったわけだが、これに付属していたECCのPC2-6400 1GBを他に転用したいと思ったものの、ECC対応してないマザーボードだと起動すらしない。
ハード的にチェック機能が備わっているところもったないないが、ECC機能をオフにして転用することを考えた。その時のメモ。

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2010/05/06(Thu)超強制再起動

2010/05/06 23:06 Software::Linux
最近のOS(Windows等も含めて)は昔に比べてカーネル空間とユーザ空間がきちんと分けられているので、ユーザアプリケーションがヘマってもOSごと止まることは稀であるが、カーネルをいじくっているような開発者の場合はそうもいかない。例えば、セグメンテーションフォールトに類することをやれば即Kernel Panicである。

そんなわけで、私が経験したことなのだけど、リモートPCにsshなりしてそこでカーネルモジュールの開発というのはかなりヒヤヒヤものである。一歩間違えば、カーネルがモジュールの解放待ちでdead lockを起こすなんて事も。
こうなると、shutdownやkill -9コマンドを使っても再起動できなくなる*1わけだが、物理的に電源スイッチを押せない状況の場合に、超強制再起動する方法があるので紹介。
Twitterに呟いたら割と短時間で赤favだったので、割と知られていないテクニックかな?

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2010/04/27(Tue)システムとデータを格納するHDDが異なる場合のデータHDD交換テクニック

2010/04/27 2:30 Software::Windows
システムに関連付いている*1Windowsのデータドライブを安全に別個体へ交換する方法をまとめた。

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*3 : LinuxでのNTFS書き込みは非公式ドライバのため、余りお奨めしない。やるならddで丸ごとコピーがよいが、Acronis等の製品を使う場合と異なり、同一サイズへのコピーしかできない。新しいHDDが古いHDDより大きいサイズなら、とりあえずパーティションサイズ分をコピーし、後でGpartedなどでNTFS領域拡張すればよい。

*4 : スタートアップを極力起動しないため。基本的にはWindowsに必須なドライバやアプリケーション類しか起動しないため、セーフモードにおいてデータ ドライブの書き換えが起こる可能性は低い

*5 : 普段のユーザ名でログオンすると、低解像度のセーフモードによってデスクトップの配置が崩れるため。デスクトップに一切物を置いていない人や崩れてもいい人なら、このステップは飛ばしても良い。

2010/02/21(Sun)TeXに差し込む図のepsをMS Office等から簡単に作る方法

2010/02/21 14:39 Software::Windows
テキストベースで記述するTeXの中にも、\includegraphics等によって図を差し込むことが出来る。
確かこれにはgif, jpg, png等も指定できた気がするが、せっかくテキスト側がラスターでなくベクターを維持しているのに、画像だけラスターで貼り付けてしまうと、拡大したときや印刷したときにドットの荒さが目立ってしまう。
そこで、EPS(Encapsulated Post Script)という形式を用いてベクターデータを貼り付けることが一般的である。

が、Linux環境などでTgifを用いて簡素な図を書く場合を除いて、Windows環境の殆どのアプリケーションはそもそもEPS出力できないか、正しいバウンディングボックス(画像の範囲・サイズ情報)を持ったデータを出力できない。
特にMicrosoft OfficeアプリケーションのExcelで作ったグラフや、PowerPointで作ったスライド、Visioで作った図を引用したいことも多いと思うので、それらを簡単にEPSに変換する方法をまとめておく。
※この方法を教えてくれた、@SugenTeleVisionさんに感謝。

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