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Vistaで標準で、XPもWindows UpdateのJIS2004対応フォントをインストールすると、MSゴシックの9ptと10ptで、数字の2だけおかしな形になるという問題があります。
比べてみれば歴然。
▼正常
▼おかしい
ちなみに画面は、Vistaのメモ帳のフォント設定ダイアログです。
なぜこんなことになったかというと、小数点を表すドットの位置が右に寄ったことで、数字の2の左下と隙間がなくなるため、こういう措置になったらしいですが……。
小数点の位置だけを比べてみても、明らかに「正常側」のほうが自然に見えますよねえ?
Vistaでは多くの部分がアンチエイリアス処理がかかっているので、この2を見る機会はそうないといえばそうなのですが、ダイアログ系にはまだ多く使われているのが現状です。
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Windows 2000やWindows XP Professional、Windows Vistaに搭載されているファイル共有には、「管理共有」という特殊な共有がある。
Sambaネットワークでは、共有名の末尾に$を付けると隠し共有となって、一覧に現れないのだが、管理目的のためデフォルトでドライブレター+$という名前で、全固定ディスクのルートディレクトリが共有されている。
つまり、コンピュータ名をワークグループで見つけられれば、\\ComputerName\C$でCドライブが丸見えと言うわけだ。
勿論、セキュリティ的には保護されていて、管理者権限がないとアクセスできない。
Administratorのパスワードが空だとドライブ丸ごとがそのまま見えたりということもあり、やはりセキュリティ上の観点からか、Vistaではローカル以外からは、たとえ管理権限を持っていたとしても参照できなくなったようだ。
というわけで、再度自分でドライブごとに共有を作るしかないかと思っていたのだが、やはり面倒。
閉じた家庭内LANなどでファイルをやり取りする場合は、やっぱりドライブごと共有していた方が楽ということもある。
そういうときには、このレジストリエントリを追加すれば良い。
手早くやりたい人は、share_policy.regをどうぞ。
- キー名
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
- 名前
- LocalAccountTokenFilterPolicy
- 種類
- DWORD(32ビット)
- 値
- 1
ちなみに0に戻すかエントリを削除すれば、デフォルトの動作に戻る。