2016/08/14(Sun)アメリカで電話+データ通信できる現地キャリアAT&TのSIMカードを日本で準備していく方法

2016/09/28 1:25 Mobile
海外でのモバイル回線準備の記事です。
日本キャリアをローミングで使えばいいや、って人には関係無いです。

長いのでセクション毎のリンクを置いときます。

私の契約スタイル

  • docomo MNOのFOMA回線 → ガラケー(電話・おサイフケータイ用)
  • docomo MVNO(iijmio)のLTE回線 → スマホ
2016/08現在、iijmioのMVNO回線は海外ローミングに対応していないので、スマホは海外でそのまま使えない。

※と思ったら、2016/08/16にIIJmio海外トラベルSIMというのが出ていた。アメリカでのキャリアはAT&Tだったのでそこは良いのだが、音声付きプランは初期費用3000円+スタートパック4600円で、通話時間30分&SMS 25通、データ500Mと常用には辛い設定。おそらく現地で回線契約する人のための繋ぎといったところか……。

対象国

ここに書いた方法はどの国でも応用が利くと思うが、一応アメリカ(本土)が対象。

経緯

これまで海外に旅行・出張するとき、foursquare*1ユーザーということもあり、飛行機が着いた瞬間からデータ通信が使いたかったので、いつも予め日本でモバイルWi-Fiルーターをレンタルし、日本で契約しているdocomo回線は緊急時以外使わない*2という方法を取っていた。

が、海外に行く頻度が増え、
  • Wi-Fiルーターとモバイルバッテリーを持ち歩く&充電するのが手間
  • 現地の人と待ち合わせのために電話回線があると嬉しい*3
  • Uberのタクシーを使うとき、配車はデータ通信さえあれば出来るが、運転手との細かい連絡がSMSしかなく、Wi-Fiルーター利用だと使えない*4し、docomoの国際SMS送信は1通100円とかで高すぎ
  • 繋がりづらいとき、電波強度の確認のためにWi-Fiルーターを取り出すのが面倒
  • ていうか、レンタルだと飛行機で移動中は使えないのに、レンタル日数としてカウントされて勿体ない
  • Wi-FiルーターにセットされるSIMのキャリアによって繋がりやすさが違うが、事前にどのキャリアのがレンタルできるか分からない
などの理由から、じゃあ、現地で使えるプリペイドSIMカードを使おう!ということにした。
ついでに、最近買い換えたスマホがSIMロックフリーというのもあるが…。

*1 : 平たく言うと、現在どんな場所にいるかをGPS測位して共有するSNSアプリ。

*2 : なので一応、WORLD WING/WORLD CALLと海外パケホは契約済

*3 : 一度、Wi-Fiルーターとガラケー電話を両方レンタルしていったこともある(調べた限りでは、両方に対応したSIMカードや端末をレンタルで用意してくれるサービスは無いようだ)が、私用ガラケー(緊急用電話) + 私用スマホ + Wi-Fiルーター + 現地ガラケー電話 + モバイルバッテリーはかなり嵩張る

*4 : 一度、運転手に「SMS通じなかったけど何で?何度もメールしたのに…」と文句を言われたことが(苦笑)このときは、運良くこちらからUberの車を見つけられたのが幸い。

どこのキャリアにするか?

SIMカードを買うことになったら、まず決めなければいけないのがどの会社と契約するか。
日本だとMNOはdocomo, au, softbank, willcom, UQあたりだろうが、一方アメリカはMVNOもあわせると何百と数があるらしい…。

とはいえ、日本でも携帯契約は色々書類と時間の手間が掛かるように、アメリカの回線を契約するのもそこまで簡単なものばかりではない。
SIMロック解除は当然としても、多くのプランは契約に社会保障番号が必要だったりするし、対応バンド(周波数)の面でも、日本のモバイル端末を持って行って日本人が使えるキャリアは限られる。

自分のスマホが海外で使えるの?という質問には、以下のサイトをオススメしたい。選んでいくだけで、2G~4Gのうちどのサービスが可能か簡単に確認できる。(ちなみに日本語)
海外携帯ネットワークチェック - シムフリースマホ/タブレットが国内通信会社で使えるかチェック - Etoren

その結果、AT&Tは何の問題もなかったことと、以前T-mobileのWi-Fiルーターを借りていったとき微妙に繋がりづらい部分があったので、今回はAT&Tで準備することに。
bandcheck.png


VerizonのWi-Fiルーターを借りたときが一番どこでも使えたんだけど、LTEの対応はともかく3GがCDMA2000(ついでに2GはcdmaOne)なので、日本のLTE端末では辛い。国内で唯一CDMA2000を扱っていたauも、とっとと廃止したがっているようで、最近のVoLTE対応端末だと海外のみW-CDMA対応(もちろんCDMA2000は使えない)なんてのになってきてるし…。

ぶっちゃけ選択肢は、AT&TとT-mobileとそれらのMVNOしか無い気が。

準備するものは?

準備にあたり、以下のものが必要です。まあ、普通に皆さん持ってると思いますが。
  • SIMロックフリーまたは、SIMロック解除端末
  • クレジットカード(順当な契約方法だと海外発行のクレジットカードが必要な場合もあるけれど、今回は日本発行のものが通用するやり方を使ったので何でもOK)
  • 日本で国際電話が受けられる電話(プリペイドカードを買うとき、最初の1度だけ電話確認があるので。)
買うものはこちら。以下で順番に説明してます。
  • SIMカード
  • Refillカード(プリペイドカード)

SIMカードの購入

色々な購入ルートがあると思うが、無難に日本のAmazonで。例えばコレ。
アメリカ AT&T Nano SIM (SIMカードのみ)
ゆうメールでの配達で2日くらいでポスト投函で届いた。

購入時に、SIMカードサイズにご注意。
nanoサイズは、他のmicroサイズ等より値段が高いので、安いmicro SIMを買ってSIMカッターで削る方法もあるかと思うが、破損や通信不良のリスクが怖かったので、正規サイズを購入した。

袋を開けると、中にはこんなカードが1枚っきり。(カード本体は取り外した後の写真)
att-simcard.png

説明書も何も無いが、このカードは契約と紐付いていないので、APNの情報なども添付されていないのだろうか…。
3つほどバーコードがあるが、ICCIDがSIM固有のIDにあたるので、アクティベーション時はこれを入力する。(その他は商品の識別用と思われる)

ちなみに、海外現地でAT&Tストアに行けば、SIMカードはタダで手に入るようだが、AT&Tストアを探して、さらに営業時間内に行って、しかも英語で交渉する方が面倒というか、それが出来れば端から日本で準備する必要無いので、ここではpass。

契約プランの選定

プリペイド契約というと、1日いくら~とか、データ100MB毎にいくら~というイメージを持つかもしれない。実際色々プランがあるので紹介する。(2016/08現在だが、バンドルされるデータ通信量などは日々変化するので、公式サイトの情報を信用する方がベター)
ちなみに全てのプランで日本でローミングは出来ない。(後で紹介するアクティベーション時のSMS受信が国内では完了しないと言うこと)

Pay-as-you-goプラン

公式サイトで非ログイン状態では情報が出てこなかったので、ここと、ここより転載。使った分だけという名の通り、こんな感じ。
通話
$0.10/分
SMS
$0.20/通
国際SMS(例えば日本とのやりとり)
$0.25/通
データ通信
$2.04/MB(設定的には、$0.01/5KB)

日額プラン

こちらもここと、ここより転載。
1日あたり
$2.00(通話かSMS/MMSを使った日のみチャージ)
通話/SMS
無制限
国際SMS(例えば日本とのやりとり)
$0.25/通
データ通信
$2.04/MB(設定的には、$0.01/5KB)、オプション$1.00/100MB/日
となっているが、名目上feature phone(いわゆるガラケー的なやつ)向けらしいので、スマホで使うのは規約上はまずそうな気がする…。使えたとの報告はあるようだが。

とはいえ、海外から帰って来た後のSIMカード維持には もってこいのプランなので、知っておいて損は無かろう。

月額プラン

残高やデータ残量を気にしながらチマチマ使うのは面倒!という人のために、月いくら~というプランもある。
GoPhone Plans ConfiguratorのGoPhoneというタブに書かれている。ちなみに自動チャージにすると、月あたり$5の割引があるらしい。(しないけど)
1月あたり
$60, $45, $30プランの3つがある
通話/SMS
無制限
国際SMS(例えば日本とのやりとり)
$0.25/通
データ通信
$60プランは6GB、$45プランは3GBまでLTE、それ以降は128kbpsで使い放題で、テザリング可。オプション$10.00/1GB。$30プランはバンドル分は無し。
Pay-as-you-goや日額プランに比べれば初期投資が必要になる物の、電話やSMSに制限がない*5ことや、データ通信を1GBくらい流せる*6こと、PC等にもテザリング出来ることを考えれば、Monthly planの$45か$60しか無いとは思う。

*5 : これは日額プランも同様だが

*6 : Pay-as-you-goだと、約$2000必要?プリペイドなので、その前に残高が尽きるだろうが。

アクティベーションの流れ

プランが決まれば、後はプリペイド分を購入するだけかと思いきや……そんなに単純ではないようだ。アクティベーションについても理解しておく必要がある。

通常はAT&Tのサイトに行って、SIMカードをアクティベーション(電話番号の割り当てを受ける)した後に、クレジットカードからチャージするか、あるいはRefillカードというプリペイドカードを購入してPINを入力してチャージする。しかし、
  • チャージする際のクレジットカードに、日本発行のものが使えないらしい*7
  • アクティベーション後にそのままプラン追加する場合は、すぐに課金が始まってしまう
  • アクティベーションで一旦止めといて、後からプランを追加する場合、アクティベーション後にAT&TのSIMカード宛に送られるSMSを受信し、My AT&Tサイトへの初期パスワードを入手しなくてはプリペイドをチャージできないが、日本ではSMSが受信出来ない(AT&Tのローミング圏外のため)
  • アクティベーション後、SMSの再送可能時間は3日(72時間)しかない。経過した場合は、(後述の)電話番号を使ってチャージするか、空港などで適当なFree Wi-Fiを捕まえて、Forgot passwordから再リクエストが必要*8
  • アクティベーション後、プリペイドがチャージされないまま26日経過するとSIMカードは使用不能となる(再購入が必要)
と色々制約があるようなのだ。

色々検索すると、結局現地入りしてからなんとかする人が多いようだが、一応、全てを日本でやってしまう方法があったので紹介しておく。
  • AT&Tサイトでクレジットカードチャージするのではなく、他のオンラインショップでRefillカードを買いPIN番号を手に入れてからチャージする
  • アクティベーションの最後でプラン追加まで行い、すぐに通信が可能な契約状態にする*9
注意する点は、Refillカードは早めに手に入れておくが、アクティベーションは、あまり早くやり過ぎない*10ことだろうか。

*7 : 使えた人も居る模様だが少数派。初回以外のトップアップは、日本発行の物でも問題無いとか

*8 : もしかするとAT&Tサイトだけは、未チャージ状態でも通信できるかもしれないが未確認

*9 : 空港着いたらすぐ使えたと書いていたblog記事もあったが、自分が試したとき(2016/09)は、SMSを受信しないとチャージする画面に飛べず

*10 : 例えば2週間の滞在予定なら、契約が1月分で済むように出発の2週間前より以降に行う

プリペイドカードはどこで、いくら買う?

それで、今回は先人の知恵で、calling martというサイトから購入した。こちらは日本発行のクレジットカードが難なく通る*11のと、少しディスカウントがある*12ことと、Wallmart等では、(実際には配送されないものの)登録住所の問題などで、うまく買えないことがあるらしいということで。
と4種類あったが、Wireless Home Phoneは違うとして、RTR(Real Time Refill?)は違いそうだし、ということで、Monthly Planか単なるRefillかが残った。
Monthly Planの中身を見てみると、
AT&T GoPhone Refill Minutes: Compatible with all AT&T GoPhone PAY AS YOU GO Prepaid Wireless plans.
とあったので、おそらく購入額によって入り口が違うだけで、特にMonthly PlanとPINに差は無いと判断。(実際、PINのを選んでMonthlyプランに使ったが問題なかった。)

ここでいくら分買うかだが、1回あたりのチャージ額によって、SIMカードの有効期限が異なることに注意が必要である。
1回に$24.99までのチャージ
チャージした日から、残高の全てが30日有効
1回に$25.00~$99.99のチャージ
チャージした日から、残高の全てが90日有効
1回に$100のチャージ
チャージした日から、残高の全てが365日有効
となっている。現在の有効期限からさらに30日/90日/365日伸びるのではなくチャージしたその日から30日/90日/365日分ということに注意。
有効期限が来てしまうと、いくら残高があっても0になり、さらに60日経つとSIMカードも失効してしまう。(再購入が必要)

というわけで、今後も時々アメリカにいくつもりがあるのなら、$100一発払って1年分の有効期限を作るのが楽ではなかろうか?
最低額で済ませたいなら、90日(3ヶ月)ごとに$25をチャージし、$75/年で維持することになるが、どーせ$45か$60のプランを選ぶことや、SIMカードの買い直しとアクティベーションし直しの手間を回避できるのであれば、$100チャージも悪くないと思う。

*11 : 実際にはPayPal決済するので、PayPalで問題無く通るということなのだが

*12 : オフィシャルサイトと違って、州税などもかからない

calling martでの購入手順

初っ端から罠はある。

まずcalling martにアカウントを作成したが、電話番号欄の所が3桁-3桁-4桁しか入らず、国番号や、日本の携帯番号が登録できない。仕方が無いので番号が090-1234-5678だとすると、国番号を補ってくれることを期待して、901-234-5678という風に書いておいたが、結局、このままだといつまでたっても先方から連絡/PIN番号は来なかった。対処法は後述。
callingmart01.png



アカウントが出来たら、AT&T GoPhone Refill - PINから、$100分をBUY NOWする。
ここでクレジットカードをcalling martに登録することも出来るが、良く分からない所に番号を預けるのも不安があるので、赤枠をクリックして、PayPalで決済する。
callingmart02.png


PayPalのサイトに飛ばされるので決済する。
ここでは日本発行のクレジットカードが使えるが、言語設定は英語を推奨。何故なら、住所などを英語で入れておかないと先方が読めないからだ。*13配送には使われないが、後の電話確認で先方が質問して答えをチェックする内容に入っているので注意。
callingmart03.png


この画面が最終確認。住所や名前がアルファベット表記になっていることを確認して、決済する。都道府県名が日本語から変更できない場合などは、PayPalの言語設定(と、もしかするとブラウザの言語設定も)を見直すこと。
別に脅すわけでは無いが、プリペイドカードのようなものはBuyer protectionの対象にはならないよと、リンク先に書いてある。だって1度PIN番号もらってしまうと、無かったことには出来ないからね。
callingmart04.png


リダイレクト後、このようなページに飛ぶ。
さて、ここが一つの試練かもしれないが、「自動プロセスではありません。初めてのお客様にはアカウント確認のため電話します」と書かれているように、電話認証があるのだ。
よって、このプロセスは日本で完了させることを強く推奨する。現地入りしてから、電話に適した静かな場所を探すのも大変だし、そもそも現地の電話とデータ通信の回線を確保するためにやっていることなので、日本携帯をローミングして海外通話料を払って確認するとか、Google Voice/Skype Out等を慌てて準備する必要が出てきて本末転倒…。
callingmart05.png



だが、ここにももれなく罠はあって、1営業日まってみても、この状態から変化なし。電話も来ない。
callingmart06.png



まあ国番号入れられなかったし、うまく連絡出来ないんだろうと思い、Contact Usに書いてあるメールアドレスに、こんな感じで問合せてみた。(実際は英語)
件名:オーダー番号 XXX に関する問合せ

こんにちは。
昨日AT&TのRefillカードを買ったんですが、まだPIN番号が来ません。オーダー番号はXXXです。
買うのは初めてなので、多分電話認証が必要だと思いますが、私の番号は日本のものなので、国番号+81をつけて+81-9012345678に電話してもらえますか?

よろしくー。
と、(向こうのBusiness hourを考えて)日曜日の夜2時頃(=東海岸は土曜の13時)にメールすると、10分も経たないうちに国際電話が掛かってきた。対応はえー(笑)ちなみにdocomoだったら日本国内で国際電話を受けても、タダです。たぶん他の携帯キャリアも。しかしご存じの通り、海外に居るとき、日本の携帯電話番号で受けるとローミング料やら着信料やらがかかるはず。


まあ、もちろん英語で会話するわけだけど、聞かれたことは以下の通り。まあ、通り一遍な感じ。
  • この電話は○○(名前)の番号で正しいか?
  • 買った商品はAT&T refill PINで正しいか?
  • USのキャリアだが、渡米する予定があるのか?
  • (PayPalに登録してある)請求先の住所は?
  • 今の電話番号は携帯電話か、固定電話か?
  • Emailアドレスは?
最後に、「これで問題無いんで、PIN番号メールで送っていい?あ、今送ったよー」と言われるので、待ってもらって確認。番号が届いていることを確認し、「他に質問ある?」に「無いよ」と答えたら電話は終了。

リアルタイムでサイト上もStatusがDELIVEREDになり、オーダー番号をクリックすると、メールで来たのと同じようにPIN番号とチャージ方法が書いてある。
callingmart07.png


真ん中の赤い所が重要なヤツね。
callingmart08.png


オペレーターに聞くのを忘れたけれど、これは特にいつまでに使わないと失効すると言う事はないかと…。

*13 : 都道府県名はドロップダウンから選択だったと思うので、日本語で進めてしまうと県名だけ日本語になったり(苦笑)

アクティベーション

渡航が迫ってきたら、http://www.wireless.att.com/activations/からアクティベーションを行う。

GoPhoneのWireless phoneを選ぶ。
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SIMカードの裏面または、SIM台紙に書かれた89から始まるICCIDを入力する。
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渡航先(例えばホテル)の郵便番号(5桁)と、端末(スマホ)のIMEIを入力する。
なぜ入力するかというと、アメリカの場合は日本の携帯用の電話番号と違い、市外局番にあたるエリアコードを固定電話の番号と共有しているので、ここに入力したZIP Codeに対応するエリアコードから、電話番号が払い出される。
IMEIは、(端末に紐づけているかは不明だが)実際に利用する端末のものを使う。おそらく後のステップのプラン選択のために入力させていると思われるが、CellularタイプのiPadのものを使えば複数端末で共有できる*14とか、この番号を使うと良い的な記事もあったので、自分のものが通らない人は参考に。
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ここはとりあえずEmailだけ入れればOK。アクティベーション時点では特に何も来ないけれど、プランがアクティブになったときや、プランの有効期限が迫ってきたときにメールが来る。
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次にプランを決める。この情報は2016年9月時点なので、また変わっているかも。
今回はSIMカードを準備していくのが初めてで、まずまず滞在期間も長く、途中で高速データ通信の容量超過になりたくないので、$60のプランを選択した。
Pay-as-you-goだとか日額プランが出てこないのは、先ほどのIMEIを見てスマホだと判定しているからだと思う。
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ちなみに$60の詳細は以下参照。
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確認画面。
att-activation07.png


いきなり日本語が出てきてプラグインが要ると脅されるが、このままでも問題なし。
30秒ほど待っていれば勝手に次に進むので、落ち着いて。
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これでアクティベーション完了。割り当てられた電話番号が表示され、この番号がこのSIMカードに対して失効まで使われることになる。特にメールなどで通知されては来ないが、もしも番号を紛失してしまった場合、もう一度アクティベーションし直せば同じページが出てくる。
Temporary passwordは電話番号の下4桁と同じで、Manage my accountを押した先の画面で、自分の好きなパスワードに変更できるのかと思っていたのだが……
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当然のようにManage my accountをクリックして進むと、http://paygonline.comに飛ばされ、新しいパスワードを送ったので入れろと言われる。だったら、さっきのTemporary passwordは何なんだよ……。
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ちなみに、先ほど表示されたTemporary passwordは通らない。あーあ……
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ならば!と、https://www.paygonline.com/websc/loginPage.htmlから進めて見るも、ご覧の有様。
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my AT&Tから新しくアカウントを作成しようにも、GoPhoneユーザーはお呼びでない。
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とりあえず現地でやることになったとしても……と、渡航先の到着時間から逆算して72時間以内に、https://www.paygonline.com/websc/forgotPasscode.htmlからパスワードを再送しておいた。
att-activation14.png



*14 : 古い記事なので、もう変わっているかも?

トップアップ(リフィル)

アクティベーションの最後では、まさかのTemporary passwordが通らずで、打つ手無しかと思われたが、実は日本でSMSで送られてくるパスワードが分からずとも、トップアップする方法がある。それは、自動応答の電話を使う方法。

実はSkypeを使えばアメリカのトールフリーは無料なので、遠慮無くこちらの都合の良い時間帯にかけられる。また自動応答なので、安心できる(苦笑)
手順は、
  • Skypeから+1-800-901-9878に電話をかける
  • 上のアクティベーションで発行された10桁の電話番号をキーパッドで入力
  • リフィルか、プラン変更か、残高確認、その他を聞かれるので"Refill"と言う*15
  • リフィル方法を聞かれるので、"Refill card"と言う
  • リフィルカードの番号(13桁)を入力する
  • リフィル額があっているのを確認したら、電話を切る
ちゃんとリフィルされたかのために、残高確認しようと思うと、例のSMSで送られてくるパスコードを求められるので渡米前は使えない。正しくリフィルされたか不安であれば、もう一度おなじRefill PINを使ってリフィルを試みれば、今度は「使用済みです」とエラーが返ってくるはずなので、それで確認を。

*15 : ちょっと巻き舌で、大げさに発音した方が通る気がした(苦笑)うまくいかないようなら黙っていれば、「リフィルなら1を、プラン変更なら2を…」という風にキーパッド操作の助け船を出してくれるので安心を

SMSアプリの準備

Androidだと標準の"メッセージ"というアプリでSMSを送受信することが出来るが、設定で事業者から送られるSMSが受信できるように設定しておく。
smsapp-push.png


APN設定

上記の電話番号を使ったトップアップやAPNも、ガイドがとても探しにくいのだが……。
多くのサイトではphoneというAPNが紹介されていたので、SIMカードをAT&Tのものに差し替え、これを設定しておく。APN以外はデフォルト値のままでOK。これで飛行機を降りた瞬間から、いきなり電話/SMS/ネットが使えるようになるなんて、超便利!

そのまま1週間くらい使ったのだが、どうやらWhat is the best APN Settings for AT&T?によると、nxtgenphoneがLTE端末向けの新しいAPNらしい。公式情報としては、APN Descriptions and Characteristics | AT&T Developerにもある。Usage: Voice over LTEと書いてあるので、phoneよりも良いかもしれない。

ということで、現地に居る間に「インターネット設定」というのをやってみると、以下の3つが降ってきて、自動的にnxtgenphoneに設定された。
ATT Nextgenphone
nxtgenphone
ATT Phone
phone
ATT WAP
wap.cingular
att-apn.png


wap.cingularはlegacy phone用と書かれいる通り、スマホでは通信不能だった。
アンテナピクトを見ていると、phone/nxtgenphoneともに4Gになったり時々3Gに落ちてHやH+になっていたので、どちらでも(VoLTE対応機種同士の通話を使う状況にならない限りは)実質変わらないのかもしれない。


追記:Program Correct Data Settings for Non-AT&T Devices - Wireless Supportを見たところ、nxtgenphoneがスマホ用で、phoneはスマートウォッチ用となっていた。その他、細かいAPN設定が気になる人向けの情報もある。

SMSの受信

ところで、渡航後にはこんなSMSが来るはずだ。これで初期パスワードが判明し、月額プランが既にアクティブになっていることが分かる。2発くらい仮パスワードの送信をしたのだが、毎回変わるので、最後に来ているパスワードだけを見れば良い。
att-initsms01.png

データプランの使用状況などのログインページは、SMS内のリンクから簡単に飛べる。(とはいえ、事前にAPN設定は必要なはずなので、自動設定に頼るか、予め知っておく必要はあるかと……)
att-initsms02.png

paygonline.com

PCからでもスマホからでもアクセス可能だが、先ほどのSMSに書かれているhttp://att.com/mygophoneに行くとpaygonline.comにリダイレクトして、こんな感じ。特に郵便物が来るわけではないようだが、一応名前と住所を入れておく。
att-status01.png


現在のプランと契約内容、プランの期限、残高、残高の期限、AutoRefillの設定、データプランの残量が表示される。
att-status02.png


一旦このサイトに入れるようになれば、今度はここからRefillが出来る。$10~$500の幅でクレジット決済することも可能なようで、こちらは日本のクレジットカードでも通ったという記事も見かけたが、callingmartでRefill PINを買った方がお得なので使わないかも。
att-status03.png


USSDコード(電話番号コマンド)

以下の番号を、電話アプリからコール操作すると、ポップアップメッセージで情報が得られる。
*777#*777*6#まであるようだが、*777#*777*3#位しか使い道がない。
*777#
残高確認
AT&T Free Msg: Your GoPhone account balance is $ 40.00. Check your balance and more at att.com/mygophone
*777*1#
通話に関する残高確認
AT&T Free Msg: You have unlimited minutes in your plan.
*777*2#
SMSに関する残高確認
AT&T Free Msg: You have unlimited messages in your plan.
*777*3#
データ通信に関する残高確認
AT&T Free Msg: You have appx. 5960.2 MB remaining in your monthly plan high-speed data allotment. To view your balance and more, go to att.com/mygophone
*777*4#
国際長距離電話(Long Distance call)に関する残高確認
AT&T Free Msg: You have 0 minutes remaining in your International LD package. Manage your account at att.com/mygophone
*777*5#
International Plusの残高確認
AT&T Free Msg: You have 0 minutes remaining in your Int'l Plus package. Manage your account at att.com/mygophone
*777*6#
???
MMIが完了しました。
開通後にすぐ試した所、$60プランでは6000MBピッタリではなかった。1024*6MB=6144MBからスタートなのかも。
att-ussd.png

テザリング

ちなみにテザリングをしてみたら、AT&TのCIDR 107.64.0.0/10からのアクセスで、nycnz02msp3ts12.wnsnet.attws.comというProxyを通ってきていることになっていた。

myAT&Tアプリ

AndroidアプリにmyAT&Tというのがある。日本国内ではダウンロードできないが、現地でダウンロードしてみた。USER IDに電話番号を入れ、4桁のパスワードを入れたあとLog inをクリックすると、結局paygonline.comのウェブページにリダイレクトするので、アプリを使う意味なし(苦笑)
att-androidapp.png


Tips:Uberの電話番号設定

Uberに渡航後の電話番号をセットして、現地で使おうと思っていた。が、どうやら日本から国番号+1の番号は保存しようとすると、エラーが起こって保存できない。
現地に着いてから、AT&T回線に繋ぎ、自分自身の電話番号を設定すれば、すんなり保存できた。

その後、電話番号確認のためにSMS認証があるので届いた番号をぽちぽちっと入力して完了。
att-uber.png


Uberは支払いの手間いらずで、とても便利。

帰国後のプラン変更

番号を維持しておくために、$2/dayプランに変更しておく。25¢プランでも維持できると思うが…。

paygonline.comにログイン後、Rate Plansをクリック。
att-chgplan01.png


$2 DailyのChange to this planをクリック。
att-chgplan02.png


月契約の権利はすぐに失われるという警告が出るが、既に帰国して使えないので気にする必要無し。Continueをクリック。
att-chgplan03.png


変更完了。
att-chgplan04.png



お疲れさまでした。

参考文献

日本語で情報を発信して下さっている先人の方々に感謝します。非常に参考になりました。
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