2008/10/17(Fri)変数の展開の展開 +α

2008/10/17 3:31 Languages::Perl
変数の展開の展開で、printなどする予定の変数内に埋め込んだ変数名文字列を展開する方法を紹介したが、同じ手法で関数も展開するバージョン。

★09/02/26追記
こんな面倒なことしなくても、関数展開できる方法があった。こちらを参照。
#!/usr/local/bin/perl

my $str = q|この結果は&sum(10, 25)&になります|;
$str =~ s/(&.+?)&/eval($1)/eg;
print $str.qq|\n|;

sub sum{
    my ($a, $b) = @_;
    return $a+$b;
}

あらかた答えは予測できるだろう…。
この結果は35になります
と表示される。

埋め込む部分が、"&sum(10, 25)&"となっているのは、正規表現の誤爆防止というか、単に[0-9a-zA-Z ,]+?などと書くのが面倒だったのと、引数に日本語を含む場合などはうまくマッチしないだろうということで。
この辺は自分の好きな正規表現にアレンジして使ってください。

本来なら、前回のエントリの時点で書くべきところだが、evalにそのまま投げるので、マッチさせる部分のチェックはくれぐれも慎重に。
システムコマンドを放り込まれたら、普通に結果が出力されちゃいますので。

evalが怖いという人は、デグレードして、こうにもできる。
$str =~ s/&\w+\((\d+),\s*(\d+)\)&/&sum($1, $2)/eg;
括弧の内側だけマッチングさせて、"10, 25"を取得してsumに投げたら、案の定10と25に分かれてくれなかったので、苦肉の策。
引数が1個固定の時くらいしか使い道なさそうだなぁ。


しっかし、Perlって便利だよねぇ。この辺り。