2008/09/11(Thu)DPC Latency Checker ひどい有様

2008/09/11 19:49 Software::Windows
ASUSブランドのPxBシリーズ*1にはよくお世話になっている私だが、最近P4B266-Eのシステムが調子が悪い。
スペック: P4B266-E, Pen4 1.8AGHz(Northwood), Mem 768MB, HGST 300GB, Winfast TDH 200

*1 : P3B-F, P4B266-E, P5B Deluxe/WiFiAPと…

DPC Latency Checker

まあディスクに対して非常に負荷のかかる使い方をしているので、I/O待ちとかでマウスカーソルがカクカク止まったり、音楽を再生しても飛んだりノイズが乗るのかと思っていたが、某氏に教えていただいたDPC Latency Checkerというのを使って割り込み遅延をみると、ひどい有様。

▼通常のWebブラウズ、フォルダ閲覧程度の負荷
dpclc1.png


▼同時にいくつもファイルコピーなど負荷をかけた状態
dpclc2.png



多分、2chの【大丈夫?】DPC LATENCY CHECKER【レイテンシ】というスレでもここまでひどい人は居ないんじゃないかな…と某氏と話していたが…。


原因究明のため、色々調べてみた。
まず、カーソルがカクカクして、数十秒に一回、2~3秒カクカクする現象が起こるのは、「1つあたりが比較的大容量の数メガ以上ファイルをコピーしたりするとき」ということが分かった。小さなファイルをたくさんコピーするときや、フォルダを開くだけでは全く問題がない。ディスクキャッシュ絡み???
同様に、ネットワーク越しにアクセスしたとき・された時にも重くなる。

イベントビューワを開いてみると、何やらdiskエントリで怪しいものが……。

eventviewer-diskerror.png

diskerror.png



ファイルコピーの度に出てるわけではなさそうだが、これはまずい。
と思って、とりあえず全てのドライブに対して、chkdsk /f X:をかけた。すべて問題なし。あれ??
ちなみにシステムは、Windows XP SP3。比較的OSがすっからかんの状態でSP3をインストールしたので、あんまりこれによる影響とは考えられない。


とりあえずファイルコピーが重いというのは致命的だが、幸いTrueImageなどのバックアップがあったので、大部分はそれに頼ることにして、必要なものだけ退避させてシステムを入れなおし。

ようこそでフリーズ

P4B266-Eには、ディスク系のPCIカードを2枚突っ込んでいて、一つは玄人志向 SAPARAID-PCI*2, もう一つはITE IT8212というATAカード*3。システムディスクは、SAPARAID-PCIに接続したS-ATAディスクから起動している。

SP2と様々な更新を統合したインストールCDからセットアップして、ユーザー名を決めた後、ようこそ画面が出る所でフリーズ。

これは、ITE IT8212がドライバ未組み込みの状態だったのが原因かな?
一時的にボードを取り外してやったら、すんなり起動して、引き続きKBパッチの適用へと進んでいった。

*2 : S-ATAが2台、P-ATAが2台x1チャンネル接続可能

*3 : P-ATAが2台x2チャンネル接続可能

そういえばネットワークカード

時系列順にだらだら書いていて申し訳ないが、P4B266-Eのネットワークカードのドライバをインストールする際、前回のシステムではASUSのIntel(R) PRO/100+ Lan Adapter Driver & Utility V5.1を使おうとしたのだが、自動的に検索させてもうまく認識しないので、IntelサイトのPRO2KXP.exe*4を使ったっけ。
そもそもこのカードが、Intel PRO/100の何シリーズなのかよく分からず、別ドライバを突っ込んでしまってたのかなあ?

ASUSのサイトに合った82562_51.zipの中身のoemsetup.infを手動で指定してやって、PRO/100 Desktop Adapterを選択してやると、これでもちゃんと認識して繋がる。

そういえば、と思って、製品添付のCDから\Drivers\Lan\Intel\Info\Drivers.htmに書かれているとおり、ドライバフォルダを指定して自動選択させてやると、PRO/100 VE Desktop Adapterとして認識した。あれ?これが正しいの?無論繋がるけど。うーん……。

*4 : セットアップVer4.0.100.1124, CRC32=BAAB738B, どこのページからDLしたか忘れた

改めてDPC Latency Checker

再インストール後はこんな感じに。時折赤くなるけど、マウスが飛ぶほどのことはなくなった。
こりゃもしかして、SAPARAID-PCIのせいかなぁ?流石にこいつは無効にできないので、もう我慢するしかないか。

dpclc3.png

あれまたおかしい

また不定期にマウスカーソルや画面描画が止まる現象に悩まされるようになった。クリーンインストールでこれぇ?
あ、そういや、さっきIT8212経由で接続したHDDがカッタンカッタンスピンアップに失敗するような変な音立ててるし!さっきはこんな音してなかったのに……。
イベントビューワの警告は本当だったんだ…。chkdskで何で問題が出なかったんだろう。気まぐれ?

ようやく元通り?

とりあえず死んだHDDを外してやったら安定したので、再セットアップする前のOSにTrueImageで復元。
1時間ほど放置しておくだけでまるまる戻ってラッキー♪

DPC Latencyは相変わらずたまに赤いバーが出てきて、その時何か音楽や映像を流してると音飛びするけど、もうこりゃどうにも直らんでしょ。
バックエンドサーバーだし、期待しないでおこう。

2008/09/09(Tue)BSOD中間まとめ

2008/09/09 19:58 Software::Windows
Windows XP x64システムを数か月使ってみたが、たまにBSODが起こる。
これが何の原因かなぁということで、x64用βドライバを使ってる音源ボード*1の線や、各種ドライバなんかを見てみたのだが、原因はPFW兼ウイルス対策ソフトのKasperskyじゃなかろうかという線が出てきた。

今日、LAN上の別PC(Windows XP x86 + Virus Buster 2008)からWindowsファイル共有を使って数百メガのデータを送ろうとしたり、SleipnirでそのPCにダウンロードファイルを保存しようとしたりした際、BSOD 0x35 NO_MORE_IRP_STACK_LOCATIONSが発生した。

過去、BSODの種類別発生回数。
  • 0x3b - SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION (7 times)
  • 0x35 - NO_MORE_IRP_STACK_LOCATIONS (5 times)
  • 0x24 - NTFS_FILE_SYSTEM (2 time)
  • 0x1a - MEMORY_MANAGEMENT (1 time)
  • 0x7f - UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP (1 time)

詳しく調べてみると、KIS 2009 Vista x64 Ultimate BSoD - Kaspersky Lab Forumがひっかかった。
他にも、BSOD Ultimate x64 - Tech Support Forumという記事も。
今までに起こったBSODの種類が、2番目の記事に出てきたコードとよく似ている。
for the 3b error reinstall your video drivers
今もう最新版だけど……。

私のMBはASUSのP5B Deluxe/WiFiAPだが、これと似たP5Qでも似たような現象が起こってる人がいる模様で、その人はメモリが原因だったらしい。
うーん、memtestするっていっても、6GBも何回も回すだけ使わない時間帯ないしなぁ。

引き続き調査中。

*1 : Creative Sound Blaster Live! Platinum 5.1という古いやつ

2008/08/22(Fri)キーボードだけでアプリを昇格 on Vista

2008/08/22 13:44 Software::Windows
Vista発売当初から、「あれ?」と思っていたことなのだが、アプリケーションを昇格状態で起動するのって、わざわざショートカットを右クリックして、"管理者として実行する..."を選ぶしか方法がないのかなぁ、キーボードだけで起動する方法無いのかなぁ、と思っていたのだが、たまたま調べて発見した。

cmd_from_startmenu.png


Vista新設のこのスタートメニューのテキストボックスに目的のアプリを入力(例えばcmd)し、Ctrl+Shift+Enterを押すと……


昇格ダイアログが開いて、Alt+Cを押せば昇格したアプリを立ち上げられる。
おぉ、こりゃ便利。


が、問題はクラシックメニューにしてるとこのテキストボックスが出ない&Win+Rで出現するダイアログではCtrl+Shift+Enterが有効でないようなので、まだ何か探さないとなぁ……というところである。
runas /trustlevel:0x20000とかじゃあ昇格できないしなぁ…。

2008/08/22(Fri)バッチファイルTips "%~dp0"

2008/08/22 13:20 Software::Windows
Windowsには、ちょっとした処理をやらせるのに便利なバッチファイルというのがあるが、VistaからのUAC(ユーザーアカウント制御)で困っていた点があった。

というのが、VistaでUACがONの場合にシステムフォルダのような昇格が必要なフォルダへの書き込みを行った場合、
  • 昇格しないとカレントディレクトリは実行位置だが、書き込めない
  • 昇格すると、カレントディレクトリが強制的にC:\Windows\System32になる
という点である。

カレントディレクトリが分からないとなぜ困るかというと、カレントディレクトリにあるファイルを特定のフォルダへコピーさせるのが厄介だからである。

で、色々探してたら、いいコマンドがあった。
cd /d %~dp0
詳細部を説明していくと
cd
Change Directoryコマンド
/d
現在のドライブ名も一緒に変更する(これが無いとドライブを跨いだcdが不可能)
%0
%1, %2, %3...で第1, 2, 3,...引数を取得できるように、%0で実行パスが取得できる
~dp
dでカレントドライブ、pでカレントディレクトリ、~で""を削るという指定。~が無かった場合、中途半端に"が残ったりするので。*1


というわけで、バッチファイルの先頭には
@echo off
cd /d %~dp0

からはじめる癖をつけようか…。

参考元:な○の 屋: Vista エピソード その1

*1 : %1で受け取ったディレクトリにa.txtを作りたい場合、%1a.txtとすると、"C:\abc\"a.txtという風になる可能性がある。これを防ぐため、%~1a.txtとすれば、C:\abc\a.txtとなる。

2008/07/25(Fri)BSOD 0x3b

2008/07/25 12:06 Software::Windows
うちのメインマシン(OSはWindows XP Professional x64)でよく強制リセットが起こる。
頻度は1週間に1回くらい?
ニコニコで動画再生を終えた直後とか、Media Player Classicである曲の再生を終えた直後とか、VSを操作したときとか、発生箇所は様々。

つまり、全く原因がわからない。
0x3b.png

イベントビューアではこの通り。
0x3b_eventviewer.png

種類: エラー
分類: System Error (102)
イベントID: 1003

エラーコード: 000000000000003b
パラメータ1: 00000000c0000005
パラメータ2: fffff8000127e1ce
パラメータ3: fffffadf5106ffe0
パラメータ4: 0000000000000000
0x3bでググってみたけど、ドライバを更新したら?くらいの情報しか見当たらなかったので、ダメ元でMicrosoft Updateを実行。

0x3b_msupdate.png

で、前々から出てたLANカードのドライバを入れてみる。
この更新プログラムのインストールをお勧めします。コンピュータ上にある、このドライバの適用先のデバイスが無効になっていると考えられます。
とか訳わからんメッセージが出てるけど(実際はちゃんと動作してる。けどLANポートには何も刺さってない)、とりあえず導入してみた。
これで改善されるだろうか?

相変わらず落ちる 2008/07/29

今回も0x3b。
LANドライバは関係ないようです。

(※重要な更新プログラムが非表示になってるのは、IE7を入れたくないからです…。これは本質とは関係ない。)