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Kerosoft : Modus Operandi

2008/12/31(Wed) インクジェットプリンタがかすれた場合の対応

はてブ情報 はてブに登録 はてブ数 2008/12/31 21:51 Hardware
いつもはソフトウェアのことばかり書いているが、たまにはハードウェアのTipsもいいんじゃないかということで、プリンタの話題。

インクジェットプリンタは、使わない時電源を切っていると、次使おうと思ったときに、ほとんどかすれて役に立たない。
それからクリーニング、印字テストを何度か繰り返し、さぁ、準備できたと思ったら、1時間過ぎてたとか、インクが無くなってたとか!
まったく扱いが難しい。
そんなインクジェットプリンタの、説明書に書いてない対応方法。

まずはクリーニングじゃなくて…

インクタンクの抜き差しからやってみてほしい。
クリーニングではなく、「インク交換」の手順に従って、カートリッジを着脱可能な状態にし、外してすぐ嵌める。
説明書には、乾燥したり埃が入るので、使いきるまで外さないように、という注意書きがあるかもしれないが、この程度なら平気だろう。

最近のプリンタには、ICチップが取り付けられてて、どれが外れたかまで管理されていて、どのインクタンクを交換したという情報がプリンタに認識されているため、クリーニングを一様におこなうより、インクの減りが少ない気がする。

ただ、インクを振るのは避けた方がいいかもしれない。
泡立つと余計にかすれる原因。その一方、インクが中で固まっているので、喝を入れたほうがいいという意見もありそうなものだが。
カートリッジにドライヤーで熱を加えてみたこともあるが、あんまり効果は無かった。

それでもダメなら

一度クリーニングをやってみる。
ただし、普段から寒い部屋や、数ヵ月ぶりの場合は、これでいきなりインクが出ればいい方。

じゃ、出ない場合はどうすればいいんだ、ということだが、出ない時に限って、何度もクリーニングをやっても、やはり出てこない。
こればっかりは、待つしかない
こういう場合は電源入れっぱなしで、丸一日くらい置いておけば、スムーズに出る。

普段から

プリンタの電源は消さない方がいいのかもしれない。
液晶が埋め込まれた複合機だといつまでもバックライトが付いているのが気になるところだが、単機能のプリンタなら電源LEDくらいで、対して電力も食わないと思うし…。

というわけで、インクが出なくてマゴマゴしたくない私は、常にプリンタの電源を入れっぱなしである。
参考になった記事や興味深かった記事は、他の人も見つけやすいようにリンクはてブしていただけると助かります…。 コメントも歓迎です。

1: 2009年01月01日(Thu) 午後0時57分

インクカートリッジとヘッドが別体になっている機種の場合、カートリッジだけではなくヘッド部分を取り外して直接掃除する(ティッシュで表面に付いたインクを丁寧に拭き取る、アルコールで拭くなど)のも効果があるかもしれません。私の C 社のプリンタはそれで復活しました。(ヘッドは触るなと取説に書いてありますが、カートリッジを交換してもダメなときはやってみる価値があると思います)

2: Keroberos 2009年01月02日(Fri) 午前10時59分

情報ありがとうございます。

私はE社のプリンタなのでインクとヘッドが一体ですが、別な物もあるのですね。
ティッシュで吹くというのは若干埃が心配ですが、よっぽど業務用の印刷でもない限り、通常のプリントには影響ないのかな?

3: 2009年01月02日(Fri) 午後1時07分

ヘッドの表面に固着しかけた状態のインクをそっと拭く程度です。ごしごし拭くと埃が付いちゃいますから、拭くというよりはむしろ吸い取るという感じですね。


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2008/12/31(Wed) 手軽で便利なssh Local PortForward

はてブ情報 はてブに登録 はてブ数 2008/12/31 20:50 Software

まずはsshの説明から

sshはSecure SHellの略だが、その名の通り、通信路のデータを暗号化して安全に端末を操作できるものである。
通常は、端末を制御するためのものだが、これをトンネル代わりに使うことで、平文通信をしているプロトコルの通信を、暗号化通信にかえることができる。
これをポートフォワードと言う。
今回はこれについてのTips。


VNCを使う場合を例にとって軽く説明すると、遠隔地にある*1VNCサーバーにアクセスする際、
MyPC   port:12456  ---------------------------> HostPC   port:5900
     (自動割り当て)

( ---> : 平文通信)
( ===> : 暗号通信)
という感じでアクセスされる。当然、HostPCは5900番をグローバルから見えるようにする必要がある。
このままでは簡単に制御権を見ず知らずの人に獲得されてしまうので、VNC Passwordなどを用いるがあまり安全ではない。しかも、VNCのプロトコル内に、キーボードの平文情報が流れ、二次的な流出もありうる。

そこで、ssh PortForward。PortFowardにはLocalとRemoteと二種類あり、次のような使い方ができる。
Local
相手sshサーバーから見た特定コンピュータのportを、自分のPCのportに割り当てる。
Remote
相手sshサーバーの特定のportに、自分のPCのportを割り当てる。
どちらの場合も、相手コンピュータと自分のPCの間はsshで暗号化通信される。*2

*1 : 同じLAN内にないということ

*2 : 但し、LocalPortFowardの場合、sshサーバー≠特定コンピュータなら、sshサーバーと特定コンピュータの間は暗号化されない

使いどころ

ここではよく使うであろうLocal Port Forwardに限って説明する。
先ほどの例で、VNCサーバーと同じコンピュータ又は、同じネットワークにSSHサーバーが居るなら、このような接続を考える。
      (自動割り当て)
MyPC   port:12456                     HostPC   port:5900
           ↓                                ↑
       port:1234  ==============> HostPC or sshServer   port:22
      (好きな番号)
( ---> : 平文通信)
( ===> : 暗号通信)
図のように、MyPCとsshサーバーの間は完全に暗号通信になっているので、盗聴の恐れが少ない。

これを実現するには、PuTTY ごった煮版のputty.exeまたは、pfwd.exeを用いるとよい。ここでは、両方の使い方を説明する。

使い方

次のように仮定する。
但し、以降sshサーバーとHostPCが同じマシンの場合は、hostpc.example.comを全てlocalhostに置き換えて読んでほしい。

sshServer: ssh.example.com:22
HostPCのVNCサーバー: hostpc.example.com:5900

Windows - putty

MyPCがWindowsの場合は先のPutty.exeを起動し、sshサーバーへの設定を済ませる。
ホスト名にsshサーバーのIP/ホストをセット、ポートを適切に設定。



[接続]-[SSH]-[トンネル]と進み、源ポートにローカル側の割り当て番号(Listenしていないポートなら何でもよい)、送り先にHostPCのホスト名とポートを:区切りで書く。
この例では、ローカルの1234番にフォワードさせた。



次に、[追加(D)]をクリックしてから、[開く]
sshにログインし、その状態でputtyを放置。

あとは、VNCサーバーからlocalhost:1234にアクセスすると、sshサーバーをぐるっと通って、hostpc.example.comの5900番に繋ぎに行ってくれる。
このフォワードの優れているところは、sshサーバーさえ外部からアクセスできれば、5900番を外部に見えるように設定する必要が無いところである。
さらに、sshサーバーとVNCサーバーが同じPCなら、VNCサーバーの接続元をlocalhostに制限することで、LAN内からすらアクセスできなくなり、安全性が高い。

Windows - pfwd

先のPuTTYのリンクで、本家ではなく"ごった煮版"へリンクを張ったのは、便利なpfwd.exeが付属しているからである。
pfwd_sample.iniをpfwd.iniにリネームするか、コピーして、次のように設定してみよう。
[SSH]
Host=ssh.example.com
Port=22
Compression=1
ProtocolVersion=2
PrivateKey=
User=myuserid
Password=

[FORWARD]
01=L1234:hostpc.example.com:5900
[SSH]ではPuTTYに設定したセッション情報を使うこともできるし、ここで指定することも可能。PrivateKeyには公開鍵暗号の秘密鍵をセットすることもできる。
[FORWARD]には01,02,03...と番号を増やして好きなだけForwardできる。

こうした後、保存して、pfwd.exeを起動すれば、パスワードを入力するだけで面倒な設定なしに一発でsshサーバーにログインし、フォワード設定をして、タスクトレイに常駐する。
右クリックして、閉じるを選択すれば、終了する。

Linux

Linuxはもっと簡単。ほとんどのディストリビューションにsshコマンドが初期装備されているはずなので。
ターミナルを一枚開き、次のように打つ。
$ ssh -L 1234:hostpc.example.com:5900 user@ssh.example.com

一歩進んだ使い方。
MyPC以外のコンピュータも、自分のport:1234を通してhostpc.example.com:5900にアクセスさせる場合、-gを付ける。
但し、使用にはくれぐれも注意。アクセス権のないPCをLocalForwardで素通りさせる危険性があるからだ。*3
$ ssh -g -L 1234:hostpc.example.com:5900 user@ssh.example.com

PortForwardだけさせて、sshでloginしたターミナルが不要な場合は、-fと-Nを付ける。
$ ssh -f -N -L 1234:hostpc.example.com:5900 user@ssh.example.com

Linux Tips

2枚以上のNICが入っているマシンや、IPv4とIPv6の両方のアドレスを持っている場合は、bind addressの設定をするとよい。
これは、-Lの3つのパラメータの前にもう一つパラメータを付け、そのNICのアドレスに対してForwardを行うというもの。
省略した場合は、*が割り当てられるので、全てのIPアドレスに対してbindが行われる。


マシンが、192.168.2.11と192.168.11.21というIPアドレスを持っているとして、
$ ssh -L 192.168.2.11:1234:hostpc.example.com:5900 user@ssh.example.com
とすれば、192.168.2.11:1234はForwardされるが、192.168.11.21:1234はされない。

IPv6アドレスを指定するには、角括弧で囲む。
$ ssh -L [::1]:1234:hostpc.example.com:5900 user@ssh.example.com
この状況下では
$ telnet localhost 1234
Trying 127.0.0.1...
telnet: connect to address 127.0.0.1: Connection refused

$ telnet ::1 1234
Trying ::1...
Connected to ::1.
Escape character is '^]'.
~~~応答~~~
Connection closed by foreign host.
という挙動を示す。


たまに、bind: Address already in useという警告が表示されることがあるが、これは、複数のNICにフォワードされたという警告であり、使用上は問題ない。
上記のようにbind addressを設定すれば消える。

Linux ssh_config

Linuxでいちいちsshの長ったらしいコマンドを打つのはしゃくなので、登録してしまおう。
まずは次のように、パーミッションを制限したディレクトリ、ファイルを作る。
$ mkdir ~/.ssh
$ chmod 700 ~/.ssh
$ touch ~/.ssh/config
$ chmod 600 ~/.ssh/config
viやemacs等で~/.ssh/configを編集。
Host example
HostName ssh.example.com
User myuserid
Port 22
LocalFoward 1234:hostpc.example.com:5900
GatewayPorts yes

と作り、保存すれば、"ssh -g -L 1234:hostpc.example.com:5900 myuserid@ssh.example.com"と同様の設定になる。
Hostという行から次にHostという行が始まるまでが、一つの設定としてみなされるので、複数定義してよい。

書き方に迷ったら、$man ssh_configをしてみるとよい。

*3 : 例えば、無線LANスポットを使っていて、見ず知らずの人に社内ネットワークに入られてしまう等が考えられる

参考になった記事や興味深かった記事は、他の人も見つけやすいようにリンクはてブしていただけると助かります…。 コメントも歓迎です。

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